更新日: 2024年7月26日
中東・モロッコってどんな国?~人口の3割がベルベル人で、アラブいち西欧に近いモロッコ
モロッコの国旗は、イスラム王朝で好まれる赤い地色の旗を使用してきましたが、宗主国フランスがソロモンの星を足しました。モロッコは独立後も、赤地に緑の星を継続使用しています。4千年以上前から住む先住民ベルベル人は、現代までの間に多くはアラブ化していきました。モロッコの歴史と現状です。
モロッコのかんたん概要
その距離およそ十数キロ。モロッコは、アラブいち西ヨーロッパに近く、比較的、水と緑に恵まれた山岳国です。
政体:立憲君主制
人口:3734万5000人(首都圏1都3県くらい)
面積:44万6300㎢(日本の総面積+北海道くらい)
首都:ラバト
大都市:カサブランカ、フェズ、タンジェ、マラケシュ
通貨:モロッコ・ディルハム
言語:アラビア語、ベルベル(タマジクト)語、フランス語
宗教:イスラム教スンナ派がほとんど
石油:ほとんど出ない
1人あたりのGDP:3,471USドル(約38万円)
リン鉱石輸出と繊維産業の他、柑橘類などを作る農業国の顔を持つモロッコ。漁業や林業(コルク樫とユーカリ)もあります。
国名の由来:「マラケシュ」
ムラービト朝の王都マラケシュ(意味は神の国等)が、転訛。現代のマラケシュ市の名物は、市場の蛇使いです。
国民性トリビア:モロッコ人はよく言えば仲間を大事にし面倒見が良い、悪く言うとおせっかいで過干渉気味です。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!