更新日: 2024年7月26日
中東・トルコってどんな国?~政教分離での近代化から百年となるトルコの歴史
トルコの国旗にある星と三日月は、古来より西アジアで使われてきた意匠。やがてイスラム教やオスマン帝国のシンボルとなり、旗に掲げられました。
トルコのかんたん概要
オスマン帝国滅亡と、政教分離での近代化から百年が経つトルコ。トルコの地域大国は、イスラム回帰に揺れています。
政体:共和制(2018年より大統領制)
人口:8504万3000人(日本の約3分の2)
面積:76万9630㎢(日本の約2倍)
首都:アンカラ
大都市:イスタンブール、イズミール、ブルサ
通貨:トルコ・リラ
言語:トルコ語、クルド語など
宗教:イスラム教(スンナ派、アレヴィー派)が多数
石油:ほとんど出ない
1人あたりのGDP:9,407USドル(約103万円)
若く豊富な労働力が、自動車産業や繊維産業等に従事しています。課題は通貨安とインフレ、エネルギーの海外依存。近年は軍需産業が盛況で、軍事ドローンをウクライナに提供しています。
国名の由来:「トルコ人」
テュルク(トルコ)系言語を話す遊牧民が、この地に定着し民族名と国名になっています。なお、トルコ帽はトルコ共和国の成立後に禁止されました。
国民性トリビア:母国語はトルコ語なのに、旅先では容姿が原因で「アラビア語話者でしょ」とよく勘違いされています。
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