更新日: 2024年7月23日
アフリカの食糧危機~輸出用作物をつくりすぎたことが要因?
アフリカの貧困層は安定した収入を得ることが難しく、食糧確保の手段が十分でありません。
その結果、飢餓で苦しむ人々や栄養失調で亡くなる子どももたくさんいます。
アフリカの食糧危機の要因のひとつに、自給用作物を軽んじ、輸出用作物をつくりすぎたことが挙げられます。
アフリカの飢餓人口の多さとその要因
国連世界食糧計画(WFP)の報告によると、2020年現在、アフリカでは約2億5000万人が飢餓で苦しんでおり、毎年約300万人の子どもが栄養失調で亡くなっています。
干ばつや洪水などによる自然災害で農作物の生産量が低下したり、政治的混乱で農作業や流通が阻害されたりした結果、飢餓の悪化につながっていると考えられています。
もうひとつ、アフリカの食糧危機の要因となっているといわれる問題があります。それは、輸出用作物を増やしすぎてしまったことです。
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