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日本とロシアとの間に立ち塞がる北方領土問題! なぜロシアは返還に応じないのか? 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月22日

日本とロシアとの間に立ち塞がる北方領土問題! なぜロシアは返還に応じないのか?

1945年(昭和20年)8月8日、ソ連は日ソ不可侵条約を破って日本に宣戦布告し、満州や樺太、千島列島、北方四島(択捉島(えとろふ)、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島)に攻めてきました。
それら当時の日本領は次々に占拠され四島もポツダム宣言受諾後の9月5日に占領されてしまいます。
それ以降、極東日本の小さな島々では、大国ロシアの実効支配が続いています。

不法占拠が続いている北方領土問題

日本は1951年のサンフランシスコ講和条約により、ウルップ(得撫)島以北の千島列島と樺太(サハリン)の権限を放棄しました。北方四島は同条約で放棄した地域には含まれておらず、日本は返還を求めました。しかし、ソ連(ロシア)が応じることはなく、四島のロシア化は日に日に進んでいったのです。

なぜ、ロシアは北方四島を返そうとしないのでしょうか。それは地政学的な理由によるものです。

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