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移民・難民問題~豊かな地を目指す移民・難民が欧州各国やアメリカを悩ませる~ 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月19日

移民・難民問題~豊かな地を目指す移民・難民が欧州各国やアメリカを悩ませる~

ヨーロッパの大国にとって、移民・難民は長く悩まされてきた地政学リスクのひとつです。
最近ではロシアによるウクライナ侵攻を機に、ウクライナからの避難民がEU(欧州連合)各国に脱出。
その数は、2023年1月時点で800万人を超えています。

欧州で問題となる移民・難民

最近ではロシアによるウクライナ侵攻を機に、ウクライナからの避難民が増えていますが、以前から、ヨーロッパにはアフリカの途上国からの移民や、シリアやアフガニスタンといった紛争国からの難民が多数移入していました。

フランスへの移民・難民問題

たとえばフランスの場合、旧植民地であるアルジェリア、チュニジア、モロッコなどからの移民が渡来。彼らはフランス語を話せるため、安い労働力として重宝されていましたが、長年にわたって受け入れ続けた結果、移民が全人口の10%以上を占めるようになり、現在では移民排斥を叫ぶ極右政党の台頭を招きました。

北欧諸国への移民・難民問題

スウェーデンをはじめとする北欧諸国の場合、人権意識の高さから紛争国からの難民を積極的に受け入れてきました。しかし、長期失業者や凶悪犯罪の増加などが原因で、次第に流入規制を求める意見が高まっています。

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