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京葉工業地帯の歴史~浦安から富津まで約76kmの埋立地にできた大工業地帯~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

京葉工業地帯の歴史~浦安から富津まで約76kmの埋立地にできた大工業地帯~

京葉工業地帯は、現在では日本を代表する重化学工業地帯となっています。
しかし、その歴史は第二次世界大戦後からと、かなり新しいものです。

【京葉工業地帯の歴史】形成前の千葉県は農業県だった

近代以降、東京湾を挟んだ神奈川県沿岸部(横浜~川崎)は工業化が進み、京浜工業地帯を形成していきます。しかし、対岸である千葉県の内房沿岸部では、工業化は進みませんでした。

南房総では、ヨード製造事業をもとに森コンツェルン(森矗昶(もりのぶてる)が創始)が金属・電気・化学工業を発展させましたが、そもそも千葉県は地下資源が豊富ではなく、近代工業には不向きでした。

戦前の千葉県は農業県であり、また東京などに労働人口を送り出す県だったのです。

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