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ヒジャブをかぶる意味と役割とは?~ムスリムにとって大切なこと~イスラム教の女性の服装について

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月19日

ヒジャブをかぶる意味と役割とは?~ムスリムにとって大切なこと~イスラム教の女性の服装について

ヒジャブは、ムスリムの女性(ムスリマ)がかぶっている黒い布のこと。女性の権利拡大の動きが高まってきた現代において、ヒジャブの必要性について議論が高まってきています。各国の女性の服装についても見ていきます。

ヒジャブでなぜ女性だけ、頭を布で覆うの?

ヒジャブは、嫌がらせから守るため!

イスラムの女性はヒジャブというスカーフで頭を覆うことが多いです。ヒジャブなどで頭や身体を隠すことについてはコーランに記述があり、「目をふせる」「美しいところは人に見せない」としています。それは、嫌がらせから守るためだといいます。近代以前、女性は従順で内にいるべしとの考えも根強かったのです。

こうした考え方は近代化と西洋化に舵を切った国の都市部で変わってきましたが、保守的な国や地方ではその限りではありません。イスラム教復興期といえる現代ではヒジャブの価値を見直す動きと、女性の権利拡大を唱える動きの間で議論が巻き起こっています。

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