更新日: 2024年1月14日
【千葉の近代】戦後の千葉県沿岸部開発で形成された京葉工業地帯!農業県から工業県へ
工業化が進まず農業県だった千葉県が、戦後の大開発によって変貌を遂げます。
京葉工業地帯を形成していく過程で、さまざまな問題も生じていきました。
目次
【千葉の近代】千葉県の誕生と農業県として発展した近代
明治維新によって江戸幕府が崩壊すると、房総半島にあった諸藩や天領、旗本領は廃藩置県(1871年)と府県統合(1873 年)を経て統合・整理され、千葉県が誕生します。1875(明治8)年には現在の千葉県域がほぼ確定し、いよいよ千葉は近代化の道を歩み始めました。
近代の千葉は工業化が立ち遅れた半面、江戸時代以来の主要産業である農業、水産 業、林業は好調でした。下総台地の牧には御料牧場が設置され、酪農も盛んになり、千葉県は第一次産業に秀でた農業県としての性格を強めていきます。
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