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世界三大運河のひとつ、パナマ運河の運営と拡張工事 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月4日

世界三大運河のひとつ、パナマ運河の運営と拡張工事

地中海と紅海を結ぶエジプトのスエズ運河、北海とバルト海を結ぶドイツのキール運河とともに、世界三大運河に数えられるのがパナマ運河です。
その通航料を増やすためにパナマが行ったのが、拡張工事でした。

パナマ運河の通航料は貴重な収入源

パナマ運河は太平洋と大西洋(カリブ海)をつなげる全長80kmほどの運河で、1914年に開通しました。建設に際してはこの地を支配していたアメリカが資金を援助し、開通後も長きにわたりアメリカが運営権を握っていました。

しかし1999年、運河はパナマに全面返還され、その通航料が同国の貴重な収入源となりました。

地政学において、大規模な運河の多くは水上の要衝を意味するチョークポイントにあります。そのため、現在もアメリカの影響下にありますが、パナマの運河庁が運営しています。

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