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半導体戦争においてアメリカが中国から台湾を守ろうとするのはなぜ? 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月5日

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半導体戦争においてアメリカが中国から台湾を守ろうとするのはなぜ?

「資源」といえば原油や天然ガス、鉄鉱石、水、食糧などをイメージする人が多いでしょう。
それは間違った理解ではありません。
しかし現在、世界で最も重要な資源とみなされるようになっているのは半導体です。
アメリカが死力を尽くして台湾を守ろうとするのは、半導体の供給不足を恐れるがためなのでしょうか?

半導体戦争とは

半導体はスマートフォンやパソコンをはじめとする電子機器、電化製品、電気自動車などに必要で、半導体がなければ現代社会は成り立たないといえるほど不可欠な物資です。そのため各国とも半導体の安定確保に躍起になっており、国家間の競争が激化しています。いわゆる半導体戦争です。

半導体戦争の攻防

最も激しく対立したのはアメリカと中国でした。

2018年からの米中貿易摩擦のさなか、アメリカが半導体製造装置の対中輸出規制を強めたり、中国の半導体工場におけるアメリカ人の勤務を制限するといった措置をとると、中国は半導体の材料として欠かせないガリウムやゲルマニウムの輸出を規制。こうした丁々発止(ちょうちょうはっし)のやりとりが行われたのです。

両国は台湾の帰属問題でも対立していますが、それもまた半導体に関する地政学上の対立だとする意見がいわれています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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