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グローバル・ブリテン構想により大英帝国時代の栄光再び!? 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月3日

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グローバル・ブリテン構想により大英帝国時代の栄光再び!?

イギリスは2020年1月にEUを離脱しました。いわゆるブレグジットです。
その後のイギリスが進めている戦略をグローバル・ブリテン構想といいます。
シーパワーの大国として覇権を握っていた大英帝国時代の栄光を取り戻すための戦略です。
日英同盟の復活も噂されるブレグジット後のイギリスの動きとは?

グローバル・ブリテン構想によりアジア・太平洋地域に積極関与

イギリスは、1815年頃からおよそ100年間にわたって世界の4分の1を支配していましたが、第一次世界大戦で疲弊すると、アメリカに覇権国の座を奪われます。そして1968年以降はスエズ運河より東から軍を撤退させ、NATO(北大西洋条約機構)の枠組みのなかで活動するようになりました。しかしブレグジットを機に、そうした方針を転換します。

イギリスは2021年にQuad(日米豪印戦略対話)への参加を表明し、主力空母クイーン・エリザベスを含む空母・打撃群をインド・太平洋地域に派遣。経済面では2023年に、欧州諸国でははじめてTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への参加を決めました。

これらはみな、グローバル・ブリテン構想の一環です。イギリスは、世界のGDPの約6割が集中するインド・太平洋地域が今後の世界経済の中心になることを見越し、同地域への関与を強めるようになったのです。

このグローバル・ブリテン構想において、イギリスは同じ島国であり、シーパワーの日本をパートナーと考えています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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