更新日: 2024年6月27日
勢いを増すBRICS! 6ヵ国が新規加盟し、国際秩序へ物申す
国際社会の秩序は長年、欧米諸国によって規定されてきました。
その欧米主導の枠組みに対抗しようとしている新興国のグループがBRICS(ブリックス)です。
BRICSは4ヵ国からはじまった
元々BRICSは、アメリカの証券大手ゴールドマン・サックスが有望な新興国として2001年に発表したブラジル、ロシア、インド、中国の4ヵ国を指し、各国の英語の頭文字をとって「BRICs」と表記されていましたが、2010年に南アフリカが加わり、「BRICS」となりました。その前年からは首脳会議も開かれています。
BRICSの5ヵ国には共通点があります。国土が大きく、資源が豊富で、人口が多いという3点です。実際、そうした強みが評価されて外国からの投資や企業進出がなされ、2000年代には大きな経済成長を成し遂げました。
その後、2010年代にはシェールオイルの登場などで資源の価格が下落し、ロシアやブラジルが低迷しますが、ここにきてBRICSの存在感を高める大きなニュースが報じられました。
2024年1月、新たに6ヵ国が加わり、11ヵ国体制になったのです。
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