更新日: 2024年6月27日
グローバル・サウスと呼ばれる国際社会で存在感を高めている国々
最近、「グローバル・サウス」という言葉を見聞きする機会が増えました。
グローバル・サウスとはアジア、アフリカ、中南米の新興国や途上国の総称で、地図上で南半球に多くみられることから、そう呼ばれるようになりました。
南半球の新興・途上国「グローバル・サウス」
グローバル・サウスには、明確な定義や国のリストがあるわけではありません。2023年にインドが開催した「グローバル・サウスの声サミット」には、125もの国が参加。全世界の国の総数がおよそ195なので、約3分の2がグローバル・サウスに分類されることになります。中国を含めるかどうかは議論の余地がありますが、インド、インドネシア、パキスタン、ブラジル、ナイジェリア、エジプトなどがグローバル・サウスの代表国といえます。
グローバル・サウスの国々
中南米
ブラジル、チリ、キューバ、ペルーなど
太平洋
フィジー、サモアなど
アジア
インド、パキスタン、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイなど
中東
イラン、イラク、アラブ首長国連邦など
アフリカ
エジプト、ナイジェリア、ケニア、エチオピアなど
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