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クルド人問題「国をもたない世界最大の民族」が 中東に生まれた原因とは? 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月10日

クルド人問題「国をもたない世界最大の民族」が 中東に生まれた原因とは?

日本でも問題になっているクルド人。
2023年7月4日、トルコ国籍の在日クルド人100人が埼玉県の川口市立医療センターの前でもみ合いになり、県警機動隊が出動する騒動が起こりました。

川口市とクルド人問題

近年、川口市ではクルド人が増え、その数は隣の蕨(わらび)市と合わせて2000人になっています。彼らの多くは難民申請をしていますが、なかなか認められず、日本人が就かなくなったビル・家屋解体などの仕事で食いつないでいます。

こうした在日クルド人問題の背景には、中東のクルド人問題があります。民族や領土の問題は地政学リスクを高める要因になりますが、クルド人問題もその要因のひとつです。

クルド人とは

そもそもクルド人とは、トルコ・アルメニア・イラク・イラン・シリア国境の高原地域に暮らす人々のことを指します。2500万〜3000万人もいますが、自分たちの国をもったことは歴史上一度もなく、「国をもたない世界最大の民族」と呼ばれています。

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