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ロシアのウクライナ侵略はNATOとの対立が招いた 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月1日

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ロシアのウクライナ侵略はNATOとの対立が招いた

2022年2月24日、ロシアによる突然のウクライナへの軍事侵攻は、世界に大きな衝撃を与えました。
21世紀の今、これほど大規模な武力衝突が起こるということを予測できた人は、専門家でもそう多くはありません。

ウクライナ侵略は8年前に伏線があった

ロシアのプーチン大統領は、なぜウクライナに攻め入ったのでしょうか。その理由のひとつに、地政学的な緊張の高まりがあったといわれています。

元々ロシアとウクライナは両国ともソ連の構成国でしたが、1991年のソ連崩壊にともない、ウクライナは独立。ソ連の後継国ロシアとは別の道を歩んでいくことになりました。

その後、ウクライナでは西側諸国に近づこうとする親欧米派と、ロシアを支持する親ロシア派の対立が激化していきます。2014年のユーロ・マイダン革命で親ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領が失脚に追い込まれると、ロシアのプーチン大統領は敏感に反応。すぐさま黒海の要衝であるクリミア半島に軍事侵攻して併合したほか、親ロシア派の多い東部二州(ドネツク州、ルハンシク州)を〝独立〞させ、傀儡(かいらい)政権を樹立しました。

こうした一連の出来事が、現在のウクライナ戦争の伏線となったのです。

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