更新日: 2024年6月11日
伊予親王と空海の関係~空海は伊予親王の家庭教師だった伯父から、さまざまな学問を学んだ
空海が15歳くらいの頃、伊予親王に仕えていた伯父の元へ上京します。伯父は、桓武天皇の第3皇子だった伊予親王の家庭教師。若い頃の空海は、伯父からさまざまな学問を教わることができたのでした。
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伊予親王と空海の関係は、母方の伯父にある
母の玉依御前(たまよりごぜん)は阿刀氏の娘で、阿古屋(あこや)とも伝わっています。母の一族でもある阿刀氏は、山城国(やましろのくに)(京都府南部)や摂津国(せっつのくに)(大阪府北西部から兵庫県東部)を本拠地としており、物部(もののべ)氏の流れを汲む古代氏族です。
宮中に仕える役人を多く輩出しており、玉依御前の兄(祖父という説もある)の阿刀大足(あとのおおたり)は従五位下(じゅごいのげ)を賜った貴族で、桓武(かんむ)天皇の第3皇子である伊予親王の侍講(じこう)(家庭教師)を勤めています。
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