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バランス・オブ・パワーの基本原理とは?対抗勢力が台頭してきたら叩き潰して立場を守ってきた覇権国 123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年6月5日

バランス・オブ・パワーの基本原理とは?対抗勢力が台頭してきたら叩き潰して立場を守ってきた覇権国

地政学において重要な考え方のひとつに、バランス・オブ・パワーというものがあります。ある地域で強大な勢力が現れたときにバランスをとる戦略のことで、日本語では「勢力均衡」と訳されます。

バランス・オブ・パワーで覇権の座を守ってきた大国

覇権国に次ぐ力をもつ新勢力(ナンバー2の国)が覇権の座を狙って挑戦してきたとします。その場合、覇権国は新勢力より力の落ちる国(ナンバー3の国)と協力して新勢力の力を削ぎ、対抗できないようにするのです。

17世紀にヨーロッパでウエストファリア体制ができてから広がり、18世紀から20世紀初頭に当時の覇権国であったイギリスがしばしば使った戦略ですが、現在、覇権を握っているアメリカもこの戦略を重視することによってトップの座を守ってきました。

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