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アッシリアとアケメネス朝ペルシアが世界帝国として君臨(紀元前8~4世紀)~オリエントの統一~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

アッシリアとアケメネス朝ペルシアが世界帝国として君臨(紀元前8~4世紀)~オリエントの統一~

「砂漠の宗教」と呼ばれるイスラーム教はアラビア半島、仏教とヒンドゥー教はインドで生まれ、世界宗教となりました。
イスラーム帝国は中東のみならず一時はヨーロッパにまで版図を広げ、文明をリードしましたが、近世にはヨーロッパの侵攻に悩まされることになりました。

アッシリアが史上初の帝国として誕生

メソポタミア文明とエジプト文明が栄えた古代オリエント地方で、紀元前8世紀に史上初の世界帝国が生まれました。アッシリアです。

ヒッタイト人から製鉄技術を学んだアッシリア人は、戦車などの鉄製武器を用いてオリエントを統一。アッシュル・バニパル王のときに絶頂期を迎え、メソポタミアからシリア、エジプトまでを支配します

アッシリアは中継貿易に力を入れたり、都のニネヴェに図書館を建てたりもしました。しかし、強権的な軍事支配体制と税の取り立てが反発を招き、全盛期からわずか50年ほどで滅亡してしまいます。

地図の見方:史上初の世界帝国となったのは古代オリエント世界を統一したアッシリア。その後、アケメネス朝ペルシアが帝国化し、アッシリアよりも大きく版図を広げた

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