更新日: 2024年6月3日
空海が行った山岳修行~西日本の霊場で修行に励んで出家、その後悟りを開き「空海」となったのは22歳だった
空海の幼名は、佐伯真魚(まお)。22歳で大学寮を退学した後以降の空海の足取りは不明です。795年、空海は22歳で悟りを開くことになりますが、どこで修行をしていたのでしょうか。
出家したものの正式な学会に所属していない空海は、自由に修行を積んでいったのでしょう。空海と名乗ることになった修行エピソードも、残っています。
空海が修行を積んだのは、大学寮退学の後
この時期、真魚(まお)が何をしていたかは分かっていません。大学寮を退学してから遣唐使船に乗り込む31歳までは、ほぼ空白期間なのです。正確なところは不明ですが、平城京にほど近い大安寺(だいあんじ)などで仏教を学んだといわれ、高野山金剛峯寺(こうやさんこんごうぶじ)には「20歳の時、和泉国槇尾山寺(いずみのくにまきのおさんじ)で得度(とくど)。当初は教海(きょうかい)と名乗っていましたが、後に如空(にょくう)に改めた」と伝わっています。
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