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フランス「ニース」があるのはどんなところ?~貴族が愛した世界屈指のリゾート

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年8月26日

フランス「ニース」があるのはどんなところ?~貴族が愛した世界屈指のリゾート

2024年のパリ五輪でサッカー競技の会場のひとつなったニースは、言わずと知れた高級リゾートです。イタリア国境まで続くコバルトブルーの地中海は、世界中から観光客をいざないます。
紀元前から始まるニースの歴史と旧市街がカラフルな理由を見ていきましょう。

ニースは、太陽の恵みが人気の観光地

地中海をのぞむ「青い海岸」の意味を持つ地域、コート・ダジュール。その中心都市ニースは、バカンスに最適です。

ニースの緯度は北緯43度、日本では札幌市にあたりますが、地中海特有の温暖な気候のため、冬でも暖かいのが特徴です。しかもニースは、年間を通じて快晴の日が多く、そのため夏は当然、冬の間も避寒地として脚光を浴びています。

ニースでは1864年には早くも鉄道が開通し、観光客が増加しました。各国の王族や貴族、資本家にも愛され、第二次大戦後には芸術家たちが訪れて定住、後に美術館が残されています。ニースは、規模的には国内第五の都市ながら、世界でもっとも人気のあるリゾートのひとつなのです。

2024年のパリ五輪でサッカー競技の会場のひとつとなったスタッド・ド・ニースは、コート・ダジュール空港から車で10分ほどの場所にあります。サッカークラブチーム、オランピック・ジムナスト・クルブニースのホームスタジアムで、太陽光発電パネルや雨水の再利用システムを備える環境に配慮した21世紀のパリ五輪にふさわしい近代的なスタジアムです。

ニースは、太陽の恵みが人気の観光地

ヨットやクルーザーが停泊する旧港。各所からのクルーズ船も入港する

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