更新日: 2024年1月13日
ヨーロッパの世界史~紀元前~ギリシャアクロポリス誕生からローマ帝国繁栄まで
古代ギリシア・ローマからはじまったヨーロッパ。
ゲルマン人の大移動をきっかけにキリスト教会が力をもつ中世に突入、近世に入ると、大航海時代を迎えてグローバル化が進みます。
現代の国際関係の基盤はこの頃に構築されたのでした。
目次
【ヨーロッパの世界史】ペロポネソス戦争によって大きく変わったギリシャ世界(紀元前5世紀)
ギリシアのポリス間抗争のポイント
ポイント1.多数のポリスのなかでアテネが最も繁栄していた
ポイント2.アテネはペルシア戦争を機に、貴族政治から民主政治に転換
ポイント3.ポリス間のペロポネソス戦争後、ギリシア世界は衰退へと向かう
ペルシア戦争のアテネ勝利は民主制の勝利!
ギリシア人は前8世紀頃からペロポネソス半島各地に住みつき、都市国家ポリスを建設していきます。ポリスは城壁で囲まれ、アクロポリスの丘に建てた神殿を中心に数百から数千の人々が暮らしていました。
多数存在したポリスのなかから台頭したのはアテネです。
当初、アテネでは貴族が政治の実権を握っていましたが、前500年に勃発したペルシア戦争では平民が大活躍し、アテネ勝利の立役者となります。それ以降、平民の発言力が高まり、民主政が進展しました。
ペロポネソス戦争でアテネとスパルタが対立!
その後、アテネはほかのポリスに対して大国主義的な行動をとります。これを軍事強国スパルタが批判すると、前431年にアテネ率いるデロス同盟と、スパルタ率いるペロポネソス同盟との間で戦争が勃発しました。
このペロポネソス戦争はペルシアの支援を受けたスパルタが勝利します。しかしそれ以降、ギリシア世界はポリス同士の内戦状態となり、ポリス全体が弱体化してしまいました。
ギリシャ世界の発展:その時日本は!?
弥生時代の到来
前5世紀から前4世紀頃、日本は縄文時代から弥生時代へ移り変わります。大陸から水田稲作がもたらされ、青銅器や鉄器も伝来。縄文社会が大きく変容を遂げます。
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