更新日: 2024年8月7日
世界経済の基礎知識~そもそも世界経済とはどんなものなのか
「経済」という概念については、多様な解釈がありますが、一般的には日常生活を送るために必要なモノ・サービスを生産し、分配・消費する活動や流れを意味します。
端的に説明するなら、「世の中のお金の動き」といえるでしょうか。
まずは、経済の基礎について学びましょう。
世界経済とは
経済には、消費を中心に行う家計、生産を中心に行う企業、家計・企業からの税金で公共事業や社会保障などを担う政府という3つの主体があります。その三者の間をお金が循環することによって経済は成り立つのです。
歴史を遡ると、20世紀初頭は実物経済(実体経済)が主流でした。企業がモノ・サービスを生み出し、その代金としてお金を支払うような、実体をともなう経済活動です。
しかしその後、モノ・サービスを介さず、お金だけが動く経済活動、具体的には銀行に預金したり、証券会社で株式などの有価証券を売買したりするといった金融経済の位置づけが高まり、今はすべての経済活動の規模において、実物経済よりも大きくなっています。
さらに現代では、インターネットや電子商取引などが著しく発達し、“世界” との結びつきが強まっています。今後は、金融経済がますます大規模化・複雑化していくと考えられています。
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