更新日: 2024年1月13日
東アジアの世界史~アジアの歴史は中国中心に回った~
アジアの歴史は中国を中心に回りました。
初の統一王朝である秦をはじめ、隋や唐などが周辺諸国に力を見せつけ、東西の交易も盛んになりました。
そして中世にはモンゴル帝国がユーラシアを席巻。
近世には明や清も帝国として大きく発展しました。
目次
- 【東アジアの世界史】古代文明の盛衰:世界各地で古代文明が栄えた
- 【東アジアの世界史】秦の始皇帝による中国統一(紀元前221年)
- 【東アジアの世界史】シルクロードとともに発展した漢(紀元前202年)
- 【東アジアの世界史】三国志の時代が到来(208年)~魏・蜀・呉が死闘を繰り広げる
- 【東アジアの世界史】隋の煬帝による大運河建設(610年)発展と滅亡を招く
- 【東アジアの世界史】唐の建国(618年)巧みな統治で大帝国に発展
- 【東アジアの世界史】モンゴル帝国を建国したチンギス・ハン(1206年)
- 【東アジアの世界史】鄭和の南海遠征開始(1405年)明が大航海を展開
- 【東アジアの世界史】日本の朝鮮出兵(16世紀末)財政悪化を招き明は滅亡へ
- 【東アジアの世界史】清王朝の君臨(17世紀)中国史上最大の版図を実現!
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【東アジアの世界史】古代文明の盛衰:世界各地で古代文明が栄えた
古代文明の盛衰のポイント
ポイント1.メソポタミア、エジプト、インダス、黄河の文明が世界四大文明
ポイント2.四大文明はいずれも大河のほとりで栄えた
ポイント3.古代では、四大文明のほかにもヨーロッパや中南米などに文明があった
古代文明の盛衰:大河のほとりに文明が誕生
世界四大文明は、いずれも大河のほとりで栄えました。
メソポタミア文明はティグリス・ユーフラテス川流域に興ります。都市国家が生まれ、シュメール人が楔形(くさびがた)文字や太陰暦を発明しました。
エジプトではナイル川流域に王国によるエジプト文明が誕生。洪水の時期を読むために太陽暦がつくられ、当時の死生観に基づいてピラミッドやスフィンクスが建造されました。
インダス川流域で発展したインダス文明はモエンジョ・ダーロとハラッパーに代表される計画都市で知られ、突如滅んだ理由が謎とされます。
中国の黄河文明は前50世紀頃に興り、紀元前16世紀頃には中国最古の王朝、殷が誕生しました。
古代文明の盛衰:ヨーロッパなどにも文明が!
古代文明はこれら四大文明が有名ですが、ほかに文明がなかったわけではありません。ヨーロッパでは巨石文明が栄え、中南米でも先史時代から文明が存在していました。
あくまでも古代文明の代表的存在が四大文明ということです。
古代文明の盛衰:その時日本は!?
縄文文化が栄える
縄文人は狩猟採集の生活を送っています。数世帯で集落をつくり、竪穴住居を建てて暮らしていました。基本的には定住生活で、常に移動していたわけではありません。
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