更新日: 2024年1月23日
台湾海峡の歴史をたどる~さまざまな思惑が交錯する台湾海峡
台湾海峡は、最短部で100㎞余りときわめて狭い海峡です。
しかし地政学的な意味においては、常に枢要な場所でした。
この台湾海峡を舞台に各政権の思惑が、うごめいていたのです。そして、それは現在も。
目次
【台湾海峡の歴史】次々と変わる勢力図
台湾は長らく外来政権による統治を受けてきました。オランダに始まり、鄭成功(ていせいこう)が率いる鄭氏政権、中国では異民族王朝とされる清(しん)国、そして日本です。
さらに終戦後は蒋介石(しょうかいせき)率いる国民党政府が、中華民国の一部として台湾を統治してきました。そのいずれもが、台湾海峡に深い縁を持っているのです。
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