更新日: 2024年11月7日
縄文時代の暮らしが見えてきた!縄文時代の暮らしの中心、家族・ペットについて
縄文時代、日の出とともに始まったであろう縄文人の暮らし。婚姻の形態が確立し、家族で暮らしていました。イヌとの絆も分かってきています。
縄文時代の暮らし:縄文人の朝から晩まで
縄文人の1日の過ごし方はまだはっきりわかっていません。しかし、世界の狩猟採集生活を続ける人々を参考にすると、日の出とともにその1日が始まったと考えられます。
午前中を狩りや採集による食料調達に当て、午後を土器作りや道具の手入れの時間に当てたようです。幼い子供たちは遊び回り、5歳を超えた子供たちは、男の子は父親の、女の子は母親の作業を手伝い、技術を身につけていきました。やがて夕方になると食事の準備が始まります。
土器の大きさから推測すると、竪穴住居1棟ごと、おそらく家族で集まって食事をしたと考えられます。その後は古老の話を聞いたり、ほかの家族と交流したりして過ごし、眠りにつきました。
縄文人の暮らしは、こんな一日
【日の出】太陽が昇ると縄文人の1日が始まる。
・火種起こし
↓
午前中は食料の調達。
・狩猟に出る(中型以上の動物の狩りは主に男性の仕事だった。)
・採集に出る(採集は主に女性の仕事だった。)
↓
午後はDIY!
・道具・土器づくり(土器作りは女性、道具の手入れは主に男性が行なった。)
・食事の準備
【日没】
・古老の話を聞く
・就寝(夜が更けたら家へ戻って家族とともに就寝。)
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