トップ > カルチャー >  関西 > 京都府 >

目次

地名の由来:八宮まであった?!神戸の三宮(兵庫県)

神戸市きっての繁華街として知られる中央区の三宮、その名は同地にある三宮神社に由来します。

三宮神社は、下山手通の生田神社をとり巻くように建っている「生田裔神八社(えいしんはちしゃ)」の1つです。神戸市内には一宮から八宮まで8つの神社があり、二宮、五宮、七宮も町の名になっていますが、三宮に比べて知名度は高くありません。なお、六宮神社は都市計画の都合により、明治時代の1909年に八宮神社に合祀(ごうし)されています。

三宮神社は、京都から北摂山麓(ほくせつさんろく)を通って西宮に至る西国街道に面していました。現在の景色からは想像しにくいですが、江戸時代の三宮神社は広大な鎮守(ちんじゅ)の森を有し、付近には田園が広がっていたとされます。八社の周辺地域のうち三宮がとくに発展したのは、神戸特有の事情からでした。

1 2 3 4 5 6

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!

エリア

トップ > カルチャー >  関西 > 京都府 >

この記事に関連するタグ