更新日: 2024年1月13日
地名をたどれば歴史が見える。地形、史実、逸話の数々…地名の由来を探ろう
旅先で知ってる地名に出会ったことはありませんか?
昔の人々はさまざまな由縁で、地名をつけています。
目次
- 地名の由来:アイヌ語由来の難読地名(北海道)
- 地名の由来:仙台藩白石城ゆかりの白石区(北海道)
- 地名の由来:イーハトーブの風景地 イギリス海岸(岩手県)
- 地名の由来:杜の都の森って??(宮城県)
- 地名の由来:金の産地を表す地名(茨城県)
- 地名の由来:なぜ「那須」がつく市や町が多い?(栃木県)
- 地名の由来:くるま→ぐんま(群馬県)
- 地名の由来:群馬が徳川氏発祥の地?!(群馬県)
- 地名の由来:鋸山の名の由来(千葉県)
- 地名の由来:高島秋帆と「高島平」の関係(東京都)
- 地名の由来:新たな宿場町!新宿(東京都)
- 地名の由来:一目瞭然、富士見坂(東京都)
- 地名の由来:望遠拠点の台場(東京都)
- 地名の由来:一丁倫敦、一丁紐育と呼ばれた丸の内(東京都)
- 地名の由来:「谷」のつく地名が多いのは?(東京都)
- 地名の由来:鎌倉時代からの観光名所?!城ヶ島(神奈川県)
- 地名の由来:金沢の中心地は、お坊さんの名前(石川県)
- 地名の由来:金沢にあるのに、近江町市場?!(石川県)
- 地名の由来:ミステリアスな金沢の坂(石川県)
- 地名の由来:珠洲に残る馬と付く地名(石川県)
- 地名の由来:生業を表す上九一色村(山梨県)
- 地名の由来:八ヶ岳周辺の星の地名(山梨県)
- 地名の由来:駿府城下町の名残を残す地名(静岡県)
- 地名の由来:ヤマトタケル由来の地名(静岡県)
- 地名の由来:洛中・洛外を分ける出入口だった地名(京都府)
- 地名の由来:大阪府の堺市、三国ヶ丘(大阪府)
- 地名の由来:高台「上町台地」の天王寺七坂(大阪府)
- 地名の由来:浪華八百八橋の名残、四つ橋(大阪府)
- 地名の由来:六甲山の由来に関する2つの俗説(兵庫県)
- 地名の由来:八宮まであった?!神戸の三宮(兵庫県)
地名の由来:アイヌ語由来の難読地名(北海道)
北海道の地図を眺めていると、「内」や「別」がつく地名が多いことに気がつきます。 実は、これらはアイヌ語で「川」を表す言葉「ナイ」「ペッ」に由来します。アイヌの人々は川と密接にかかわる暮らしをしていたため、川にまつわる地名が多いと考えられます。
難読な地名
「ナイ」のつく地名のうち、道内各地でとくによく見られるのが「幌内(ほろない)」です。
「ホロ」は「大きい」を意味するアイヌ語「ポロ」に由来し、「ホロナイ」は「大きい川」です。「ホロナイ」と名がつく川は、実際には小さいことも多いのですが、近辺にあるほかの川と比較して大きいほうの川、という意味でも「ホロナイ」が用いられるようです。
ほかにも「登別」「札幌」など、地形を表すものも多く残っています。北海道の難読地名からアイヌの文化が見えてきます。
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