更新日: 2024年1月13日
博覧会や万博は時代を顕著に表す一大イベント!2025年開催も待ち遠しい!
博覧会・万博は、いつの時代も活気がわく大きなお祭りです。
特に万博は、注目のパビリオンなど記憶に残っているものもあるのではないでしょうか?
ちなみに万博とは、万国博覧会、正式には「国際博覧会」。大阪で開催する、2025年日本国際博覧会も楽しみです!
目次
日本の博覧会:京都博覧会 1871年(京都府)
1871年、日本で初めての博覧会が京都で行われました。場所は西本願寺。当時の知事・長谷信篤は、京都を本拠地にしていた豪商の三井八郎右衛門と金融業を営んでいた小野善助、薫香商(くんこうしょう)・鳩居堂(きゅうきょどう)の熊谷久右衛門の3人に主催させました。
博覧会場には、武具や古陶磁器など日本のもの166点、中国の古銭や書画131点、西洋の汽車の模型や拳銃など39点が陳列されました。1カ月の開催期間で1万人以上がつめかけて大盛況となります。この成功を受けて京都博覧会社が設立され、1872年に第1回京都博覧会として西本願寺、建仁寺、知恩院の3カ所で開催されました。
京都博覧会は、1928年までほぼ毎年開催
第1回京都博覧会は3カ月で約4万人が訪れ、大成功を収めました。第2回の会場は御所と仙洞御所、第3回は大宮御所を追加するなど規模を拡大し、1928年までほぼ毎年開催されました。
また、明治政府が主導する第4回内国勧業博覧会は、1895年に岡崎公園で開催されました。それまでの3回は東京で開催されていましたが、京都が強い誘致運動を行って実現したものです。
さらに、1915年には大正天皇の即位を祝う大典記念京都博覧会が、1928年には昭和天皇の即位を祝う大礼記念京都大博覧会が開催されました。とくに後者は約318万人の入場者数を記録しています。
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