更新日: 2024年9月2日
日本の気候とその気候から見えるご当地の生活・産業とは?
日本の気候は、日本列島の南北の長さ、高い峰々、四方を囲む海に流れる暖流寒流など、
さまざまな要素で成り立っています。
各地域の気候から生まれたご当地エピソードも合わせて見ていきましょう。
目次
日本の気候:気候の面からみても、やっぱり東北の中心地!(宮城県)
宮城県は、山がちな東北地方にあって比較的広い仙台平野を中心に発展してきました。高く険しい奥羽山脈が風をさえぎるため、東北の気候は太平洋側と日本海側で大きく異なります。
夏は「やませ」と呼ばれる湿った冷たい東風の影響で、太平洋沿岸は日本海側に比べて低温となる傾向があります。冬は、北西から吹く季節風が日本海側に豪雪をもたらす一方で、太平洋側では乾燥した晴天が続き、積雪は多くありません。東北の中では比較的穏やかな気候に恵まれた土地であるといえるでしょう。
豊かな資源と優れた居住性、地の利に恵まれた宮城県の大地には、数万年前から人々が集まり暮らしていた痕跡が残っています。そこから現代に至る発展の背景には、穏やかな気候、広大な仙台平野、北上川や阿武隈川などの大河川の存在、沖合に広がる豊かな海、さらには人々の心を癒す美しい景観など、さまざまな、そして優れた自然条件が存在していたのです。
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