更新日: 2024年1月13日
日本が誇る酒どころを解説~酒は良薬の長!歴史を知ってもっと美味しく!~
世界でも注目され続けている日本酒、ブームとなって久しい焼酎。
酒どころの歴史、奮闘を知ると、今夜の一杯の味わいはさらに深まるはずです。
目次
日本の酒どころ①:福島の日本酒~鑑評会の金賞受賞数日本一!(福島県)
清酒製造場が69場で全国5位、清酒製成数量は全国7位(2018年度)の福島県。
近年は鑑評会で金賞受賞数日本一が続き、質の評価も上がっています。
福島県で酒造りが盛んになった背景には醸造用の米の生産が多く、良質な地下水が豊富に使えたこと、同時に、地域で一定の消費量があったことが挙げられます。これを裏づけるように、県の成人1人当たりの清酒販売(消費)数量は全国5位(2017年度)です。
福島の日本酒が、金賞受賞数日本一に!
1990年代頃からは、福島県酒造協同組合と県の研究機関「福島県ハイテクプラザ」による好適米・独自酵母の開発、酒造りを学ぶ「清酒アカデミー」の開校などとともに、約30蔵元が参加する「高品質清酒研究会」(金取り会)などを通して、質の向上が図られました。
この結果、2005(平成17)年度に初めて全国新酒鑑評会で金賞受賞数日本一になり、2018(平成30)年度には金賞受賞数が史上初の7年連続日本一(通算9度目)となり、躍進を続けています。
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