更新日: 2024年1月13日
九鬼嘉隆は「海賊大名」!海上の城と鉄甲舟の秘密
荒れる熊野灘を制して海を支配した、戦国大名の九鬼嘉隆。尾鷲の九鬼から大王崎、鳥羽へと拠点を移して活躍した軌跡をたどります。
目次
九鬼嘉隆がつくった「鳥羽城」とは
かつて鳥羽には、まるで海に浮かんでいるように見える鳥羽城がありました。城の正面となる大手水門を鳥羽湾に向け、外堀に海水を流入させて周囲を海で囲んだ、水軍運用を重視した造りです。妙慶川河口の南側に突き出た小山に、三重の天守閣がある城が築かれていました。
鳥羽城をつくったのは、九鬼水軍として名を馳せた九鬼嘉隆(くきよしたか)で、1594年に完成させました。鳥羽城は、総坪数3万2280坪(約10万m2)の広さがあり、そこには今、鳥羽市役所や市民文化会館が建っています。
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