更新日: 2024年9月12日
「巌流島の戦い」の真相は?一次史料がほとんどないけど有名なストーリー
宮本武蔵(みやもとむさし)と佐々木小次郎(ささきこじろう)の決闘の地・巌流島(がんりゅうじま)。さまざまな時代劇にも登場するストーリーですが、実はそのほとんどが謎に包まれたままです。
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「巌流島の戦い」は、誰がいつ、どのように書き記したのか?
物語の主人公である宮本武蔵は、どのような人物なのでしょうか。彼に関する一次史料は、驚くほど少ないのです。宮本武蔵の著作である『五輪書(ごりんのしょ)』には、1584(天正12)年生まれ・播磨国(はりまのくに)出身とあります。二天一流(にてんいちりゅう)という二刀流を編み出し、島原の乱に参戦。熊本藩の細川家に仕官し、1645(天保2)年5月19日に亡くなります…。宮本武蔵が存命した時代に残されている史料は、この程度です。では今日に伝わる「巌流島での決闘」は、誰がいつ、どのように書き記したのでしょうか。
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