更新日: 2024年1月13日
御嶽山の噴火による災害の理由とは?~活火山が作り出す風光明媚
岐阜県内5つの活火山のうち常時観測火山は4つ、そのうちの1つが2014(平成26)年に噴火した御嶽山です。戦後最大の被害を生んだのは記憶に新しく残ります。
御嶽山は噴火の危険性がある常時観測火山
日本には111の活火山があり、危険度の高い50の山が常時監視されています。火山が多い原因は、日本列島の下で4つのプレートが衝突し、海洋プレートが大陸プレートの下に潜り込むことにあります。潜り込んだプレートの岩石が溶けてマグマが生まれ、地殻を上昇させ、火山ガスや水蒸気が膨張して噴火します。これを繰り返して生まれたのが日本の地形であり、温泉であり、気候なのです。
東日本火山帯の西端にあるのが岐阜県の活火山です。御嶽山(おんたけさん)、乗鞍岳(のりくらだけ)、アカンダナ山、焼岳(やけだけ)、白山(はくさん)の5つとなります。目立った活動記録のないアカンダナ山を除き、4つが常時観測火山に指定され、気象庁が24時間観察を行っています。
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