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太平洋戦争の空襲被害~二度と起こしてはいけない爆弾の恐怖 123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

太平洋戦争の空襲被害~二度と起こしてはいけない爆弾の恐怖

日本本土が初めて空襲を受けたのは、1942年4月。
それから終戦を迎えるまで、どんどん被害は大きくなっていきました。
忘れてはならないその被害とは。

太平洋戦争の被害:東京大空襲(東京都)

昭和19(1944)年11月24日には、サイパン島を飛び立った80機のB-29により東京は2回目の空襲を受けます。その後、同年中に数回、翌年は元日から空襲を受け、8月15日の終戦までに東京が受けた空襲は100回以上にのぼりました。

なかでももっとも被害が大きかったのが、279機のB-29が襲来した3月10日の東京大空襲です。

罹災(被害)家屋は全体で26万8358戸(内、全焼が26万7171戸)、罹災者は約100万人で、死者・行方不明者数は10万人以上。東京区部の焼失面積は約140k㎡で、区部市街地の約50%、区部面積の約25%に相当します。

世界中で短時間にこれほど死者が出た例はほかになく、のちの原爆の被害を除くと、人類史上最悪の無差別大量殺戮が起きたのは東京と言っても過言ではありません。

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