更新日: 2024年11月7日
北海道のストーンサークルとは何か?~4000年前の縄文時代に築かれた?!~
縄文時代、道内には数多くのストーンサークルが築かれました。
なかには北海道にしか見られない形態のものもあります。
これらが築造された理由を探っていきましょう。
北海道のストーンサークルは縄文時代につくられた
ストーンサークル(環状列石(かんじょうれっせき))とは、地表面を平坦にし、石や溝、土手などで一定の範囲を円形に区画し、そこに集団墓地を造営したものを指します。縄文時代後期から晩期にかけて日本列島全土で行われるようになった風習であり、この時期に集団墓地が造営されるようになったのは、定住化と一定規模以上の集住が常態化したことが理由であると推測されます。本州と同様、北海道でも道北を除く全域でストーンサークルがつくられました。
北海道のおもなストーンサークルの分布
本州から流入したストーンサークルの文化は道南で始まり、道内の各地に広まりました。縄文時代の北海道の墓は、本州のものに比べて副葬品の種類や量が多いです。
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