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北海道の歴史の第一歩はマンモスを追ってきた人々がつくった 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

北海道の歴史の第一歩はマンモスを追ってきた人々がつくった

北海道の歴史は旧石器時代から始まります。
マンモスを追って大陸から樺太経由で南下してきた人々が、北海道の歴史の第一歩を刻んだのです。

【北海道の歴史】マンモスを追ってきた人が定着

今から約2万年前の後期旧石器時代の自然環境は現在とは大きく異なり、日本列島はまだ大陸とつながっていました。宗谷(そうや) 海峡は樺太と、間宮(まみや)海峡もシベリアと陸続きでした。このためマンモスが陸路で移動することができ、それを追って大陸から南下してきた人々が現在の北海道域に住みつきました。これが最初の「北海道人」ということになります。

桔梗(ききょう)2遺跡(函館市)は2万数千年前、祝梅三角山(しゅくばいさんかくやま)遺跡(千歳(ちとせ)市)は約2万1千年前、嶋木(しまき)遺跡(上士幌町(かみしほろちょう))は約1万9千年前と、これらが北海道における最古クラスの遺跡です。各遺跡からはすり石や石斧(せきふ) などの石製品が見つかっており、そこに初期「北海道人」の生活の痕跡が見て取れます。

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