トップ > カルチャー >  東海 > 岐阜県 >

濃尾地震と根尾谷断層~世界最大級の地震断層の姿とは~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

濃尾地震と根尾谷断層~世界最大級の地震断層の姿とは~

1891(明治24)年、現在の本巣市根尾付近を震源として、M8.0の濃尾地震が起こりました。現在でも、地表に現れた地震断層を間近に見ることができます。

活断層が多い岐阜県は今後も地震が発生する確率が高い

岐阜県には活断層が多くあります。断層というのは地面や岩石に生じた「ずれ」のことであり、地層に加わった力の向きによって「逆断層」「正断層」「横ずれ断層」に分けられます。過去に地面がずれるほどの地震が起こった爪痕と言えるでしょう。この断層のうち、第四紀(約260万年前~現在)に繰り返し活動があり、今後も活動する可能性があるものを活断層と呼びます。つまり、活断層が多い岐阜県は、今後も地震が発生する確率が高いのです。

日本列島の中でも活断層の分布が多い。30年以内の地震発生確率は高くはないが、想定外の地震が起こる可能性もある。

1 2

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!

エリア

トップ > カルチャー >  東海 > 岐阜県 >

この記事に関連するタグ