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じつは日本にも油田があるのを知ってますか?今後ますます重要になる原油を産出する国内油田はどこ? 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年9月30日

じつは日本にも油田があるのを知ってますか?今後ますます重要になる原油を産出する国内油田はどこ?

エネルギー源としてもっとも知られている石油。おもに中東から輸入されていることは、よく知られていますが、日本にも油田があることをご存じですか?
じつは約5億リットルと、けっして小さな数字の原油が日本国内の油田から産出されているのです。

ここでは、日本国内の貴重な油田をまとめてご紹介します。

【日本の油田】秋田の油田

秋田県はかつて新潟県と並んで日本屈指の油田地帯として知られていました。

現在では多くの油田がすでに廃止となっていますが、明治時代末に発見された旭川(あさひかわ)油田をはじめとして、仁井田(にいだ)、豊岩(とよいわ)、桂根(かつらね)の各油田、中央部には豊川、黒川油田、雄物川(おものがわ)流域で全国一の産油量を誇っていた八橋(やばせ)油田などがあり、至るところで石油や天然ガスが採掘されていました

秋田の石油・ガス田がある地域で石油や天然ガスを含んでいるのは、地下1000~2000mの深さにある地層です。これらの地層は、約1000万~500万年前にできたもので、新しいものから天徳寺(てんとくじ)層、船川(ふながわ)層、女川(おんながわ)層と呼ばれています。

秋田の油田:八橋油田

八橋油田は、国内1位を誇る原油産出量で戦後復興と高度経済成長期を支えましたが、昭和40年代以降は急激に産出量が落ち込みました。その後、秋田県は新たな石油資源の開発に取り組んだものの、現在の国内原油生産量は、新潟県、北海道に次ぐ国内3位に甘んじています。

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