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天草諸島の主な島

天草諸島の主な島①:戸馳島(とばせじま)〔宇城市三角町/面積6.94㎢・周囲16.5㎞〕

蘭の栽培が有名で、「胡蝶蘭の里」と呼ばれます。

天草諸島の主な島②:維和島(いわじま)〔上天草市大矢野町/面積6.4㎢・周囲17.2㎞〕

クルマエビの養殖が盛んで各都道府県に高級食材として出荷されています。

天草諸島の主な島③:大矢野島(おおやのじま)〔上天草市大矢野町/面積29.88㎢・周囲55.4㎞〕

天草四郎はこの島で誕生したと伝えられ、天草四郎ミュージアムも建てられています。

天草諸島の主な島④:野釜島(のがまじま)〔上天草市大矢野町/面積0.32㎢・周囲3.8㎞〕

釣りや海水浴、キャンプの人気のスポットとなっています。

天草諸島の主な島⑤:湯島(ゆしま)〔上天草市大矢野町/面積0.52㎢・周囲4.0㎞〕

湯島周辺は昔から天然鯛の一本釣りが有名。天草・島原の戦いの際には一揆軍が戦略会議をしたことから別名「談合島」とも呼ばれています。

天草諸島の主な島⑥:野牛島(やぎゅうじま)〔上天草市大矢野町/面積0.12㎢・周囲2.4㎞〕

一軒宿の「旅亭 藍の岬」があります。

天草諸島の主な島⑦:永浦島(ながうらじま)〔上天草市松島町/面積0.79㎢・周囲8.4㎞〕

かつては漁業中心の島でしたが、現在は観光業が中心となっています。

天草諸島の主な島⑧:樋合島(ひあいじま)〔上天草市松島町/面積0.79㎢・周囲5.0㎞〕

かつては夏ミカンとタコ壺の島でしたが、現在はマリーナや海水浴場がにぎわっています。

天草諸島の主な島⑨:高杢島(たかもくじま)〔上天草市松島町/面積0.12㎢・周囲1.9㎞〕

無人島。引き潮のときには樋合島と砂洲で繋がり歩いて渡れます。

天草諸島の主な島⑩:瀬島(せしま)〔上天草市松島町/面積0.32㎢・周囲2.4㎞〕

昭和30年代までは住民がいましたが、現在は無人島。

天草諸島の主な島⑪:中島(なかじま)〔上天草市松島町/面積0.21㎢・周囲2.4㎞〕

クルマエビの養殖場があります。

天草諸島の主な島⑫:前島(まえじま)〔上天草市松島町/面積0.43㎢・周囲3.8㎞〕

天草五橋開通後、温泉開発が進み、旅館やホテルが立ち並び天草観光の拠点になっています。

天草諸島の主な島⑬:上島(かみしま)〔上天草市・天草市/面積225.32㎢・周囲682.2㎞〕

熊本県第2位の面積を有する。島北東部にある合津港からほど近い高舞登山や千巌山の頂上からは天草五橋と松島の島々が眺められ、国の名勝に選ばれています。

天草諸島の主な島⑭:樋島(ひのしま)〔上天草市龍ヶ岳町/面積3.46㎢・周囲12.2㎞〕

ヤマトタケルの父・景行天皇が九州巡幸の帰りに水を補給した伝説から、「水島」とも呼ばれています。また、弘法大師伝説も残されています。

天草諸島の主な島⑮:横浦島(よこうらじま)〔天草市御所浦町/面積1.09㎢・周囲5.3㎞〕

養殖と近海漁業が盛んな島。

天草諸島の主な島⑯:牧島(まきしま)〔天草市御所浦町/面積5.63㎢・周囲24.8㎞〕

入り江を利用した真珠の養殖やタイ・ブリなどの養殖が盛んな島。2004(平成16)年に日本最古の大型哺乳類「コリフォドン」の化石が見つかり話題となりました。

天草諸島の主な島⑰:御所浦島(ごしょうらじま)〔天草市御所浦町/面積12.36 ㎢・周囲25.7㎞〕

小島が点在する地形を活かして鯛やトラフグの養殖が盛んです。また、牧島同様、恐竜の化石が多数発見され、「恐竜の島」とも呼ばれます。

天草諸島の主な島⑱:横島(よこしま)〔天草市新和町/面積0.83㎢・周囲5.0㎞〕

海運業や養蚕、果樹栽培などで栄えたこともありましたが、近年、急激に過疎化が進んでいます。

天草諸島の主な島⑲:通詞島(つうじしま)〔天草市五和町/面積0.60㎢・周囲3.9㎞〕

「中世に南蛮貿易の通詞(通訳)が住んでいた」とも「外国語をマスターした漁師が住んでいた」とも伝えられます。近年、イルカウォッチングが楽しめるスポットとして知られています。

天草諸島の主な島⑳:下島(しもしま)〔天草市・天草郡/面積573.95㎢・周囲301.2㎞〕

熊本県最大の島。キリシタンの島として知られますが、1966(昭和41)年の天草五橋の完成、2000(平成12)年の天草空港開港などで、観光の島へと発展してきました。

天草諸島の主な島㉑:産島(うぶしま)〔天草市河浦町/面積1.94㎢・周囲5.7㎞〕

無人島ですが、神功皇后が、三韓征伐の帰りにこの島に立ち寄り、皇子(のちの応神天皇)を産みます。そのとき、産島八幡宮の脇にある池の水を産湯にしたと伝えられています。その産島八幡宮の大祭は毎年10月第4土・日に行われ、「海を渡る祭礼」と呼ばれています。基本的に無人島ですがシーズンにはキャンプ場などがオープンします。

天草諸島の主な島㉒:戸島(としま)〔天草市久玉町/面積0.47㎢・周囲3.5㎞〕

無人島。

天草諸島の主な島㉓:下須島(げすしま)〔天草市牛深町/面積4.47㎢・周囲34.2㎞〕

天草下島の南端の牛深は熊本県最大の漁業の町。牛深港の南側を形づくっている島が下須島です。

天草諸島の主な島㉔:大島(おおしま)〔天草市牛深町/面積0.47㎢・周囲3.5㎞〕

1974(昭和49)年に31世帯100人が牛深市に集団移住し、無人島化しました。

天草諸島の主な島㉕:龍仙島(りゅうせんとう)〔天草市牛深町/面積0.05㎢・周囲1.7㎞〕

無人島。片島とも呼ばれます。竜女宮と名付けられた洞窟には、天草・島原の乱のときにキリシタンが財宝を隠したという伝説があります。磯釣り、船釣りの人気スポット。

天草諸島の主な島㉖:法ヶ島(ほうがしま)〔天草市牛深町/面積0.26㎢・周囲2.0㎞〕

無人島。天草・島原の乱のときに、キリシタン武将が軍資金10万両を島の洞窟に隠したという伝説から、別名「宝ケ島」ともいいます。南部海域一帯は牛深海中公園になっています。

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・激しい地殻運動が生んだ熊本県の変化に富んだ地形
・御船町でさまざまな恐竜の化石が発見されるのはなぜか?
・阿蘇で今も語り継がれる「健磐龍命蹴裂伝説」の謎
・南北に分断された九州がひとつになった理由とは?
・4つの川は熊本にとって恵みの存在なのか?
・ちょっと不思議な天草諸島の地形はどうやってできたのか?
・熊本は「火の国」ではなく、実は「水の国」だった!?

…などなど熊本のダイナミックな自然のポイントを解説。

Part.2 熊本を駆け抜ける鉄道網

・熊本の物流を支える鉄道はどうやってつくられたのか?
・熊本電鉄の路線で、“懐かしの車両”に出合えるのはいったいなぜなのか?
・2020年7月豪雨で存亡の危機に! 果たして肥薩線は復活できるのか?
・全線不通から全線開通は可能か? くま川鉄道と南阿蘇鉄道の挑戦は続く
・熊本を走る観光列車のいろいろ。その歴史と魅力を知っておこう!
・九州新幹線の開通で人の流れは変わったのか?

…などなど熊本ならではの鉄道事情を網羅。

Part.3 熊本で動いた歴史の瞬間

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・弥生時代の熊本は鉄器製造の一大産地だった!?
・菊池を450年にわたって支配した大豪族・菊池氏の正体は?
・肥後を支配した守護代「大友氏」の壮絶な家督争いとは?
・加藤清正が「セイショコさん」と呼ばれ、今でも熊本県民に慕われるワケは?
・西南戦争における最大の激戦「田原坂の戦い」とは?
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