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熊本の灌漑施設は 今も人々の生活を支えている!通潤橋をはじめ驚くべき土木技術とは? 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月15日

熊本の灌漑施設は 今も人々の生活を支えている!通潤橋をはじめ驚くべき土木技術とは?

熊本県には江戸時代につくられた数々の灌漑施設が残っており、しかも未だに現役として稼働しています! その代表が通潤橋です。

熊本の灌漑施設を代表する「通潤橋」

熊本県上益城郡山都町にある通潤橋(つうじゅんきょう)は、水不足に悩まされていた白糸台地に灌漑(かんがい)用の水を送るための水路「通潤用水」の一部であり、1854(嘉永7)年に建設されました。日本最大級の石造アーチ水路橋であり、北側の取入口から橋の上に設置されている凝灰岩製の通水管を通って、白糸台地のある南側へ水が吹き上がる仕組みになっています。この通潤用水の完成により水田面積は約3倍に増加、現在でも約100haの水田を潤しています。

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