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青森りんごの栽培の歴史~岩木山麓の原野を切り拓いて旧藩士たちが始めた 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月15日

青森りんごの栽培の歴史~岩木山麓の原野を切り拓いて旧藩士たちが始めた

明治政府の号令のもと、産業新興にまい進する日本。青森では、旧士族たちがリンゴ栽培を始めます。これが、リンゴ王国・青森の原点でした。

【青森りんご栽培の歴史】県庁敷地内に植えられた3本の苗からはじまる

青森と聞いて、誰もが思い浮かべるのがリンゴです。今や日本最大のリンゴ産地として知られる青森でのリンゴ栽培の歴史は、1875(明治8)年に内務省勧業寮から配布され、県庁敷地内に植えられた3本の苗木から始まりました。

青森のりんご栽培は殖産興業政策のひとつ

明治維新後、武士の時代が幕を閉じ、明治新政府は国内の産業強化を猛烈に推し進めます。いわゆる殖産興業政策です。その一環として、海外から輸入したさまざまな農作物の苗種を各県に配布し、試験栽培を行いました。なかでも果実については、現在各県の特産物となった種類も少なくありません。青森におけるリンゴも、まさにそのひとつです。

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