

更新日: 2024年11月7日
【青森の遺跡】1万年にわたり続いた縄文文化遺跡と弥生文化を示す遺跡たち
青森県域には数多くの縄文遺跡が存在します。とりわけ三内丸山遺跡は、縄文時代の人々の暮らしを現代に伝える重要な遺跡です。
そして、かつて冷涼な青森県には稲作を中心とする弥生文化はなかったとされていました。それを覆し、弥生時代の存在を示す遺跡が県内各所で発見されています。
目次
【青森県の縄文遺跡】豊かな自然のもとで生まれた縄文文化は1万年続く
「北海道・北東北の縄文遺跡群」とは、ユネスコ世界遺産に登録された北海道や東北地方北部の縄文遺跡群の総称です。2021(令和3)年5月26日、ユネスコの諮問機関(イコモス)から日本の文化庁に対し、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は世界遺産への「記載が適当」との評価結果が通知されました。そして、7月に開催された世界遺産委員会での決議を経て、正式に世界遺産に登録されることが確定しました。
青森県域の「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は北海道、青森県、岩手県、秋田県の遺跡で構成されており、県域からは三内丸山遺跡(青森市)、小牧野(こまきの)遺跡(青森市)、是川(これかわ)石器時代遺跡(八戸市)、亀ケ岡(かめがおか)石器時代遺跡(つがる市)、田小屋野(たごやの)貝塚(つがる市)、大森勝山(おおもりかつやま)遺跡(弘前市)、二ツ森(ふたつもり)貝塚(七戸町)、大平山元(おおだいやまもと)Ⅰ遺跡(外ヶ浜町(そとがはままち))の8カ所が含まれています。
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