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青い森鉄道は新幹線で激変した東北本線の新時代を走り出した 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月15日

青い森鉄道は新幹線で激変した東北本線の新時代を走り出した

東北新幹線の並行在来線の廃止にともない開業した青い森鉄道。その原点は、明治期に開業し東京〜青森間に多くの優等列車を運行してきた東北本線です。

青い森鉄道は東北本線の路線を引き継いだローカル線

青い森鉄道は、目時(めとき)〜青森間を結ぶ第三セクター鉄道です。東北新幹線の「盛岡〜八戸〜新青森間」の並行在来線となる東北本線から経営分離された路線で、岩手県内をIGRいわて銀河鉄道、青森県内を青い森鉄道が引き継ぎました

東北新幹線の開業にともない、2002(平成14)年12月に目時〜八戸間、2010(平成22)年12月に八戸〜青森間が開業。当初は寝台特急「北斗星(ほくとせい)」や「カシオペア」が通過しますが、現在は全線を走る定期優等列車はなく、地域輸送に徹しています。しかし、東北本線時代と同様に貨物列車は数多く運転され、現在も幹線としての地位は揺るいでいません

青い森鉄道の路線

青い森鉄道の路線

東北新幹線の平行在来線となった東北本線の一部区間が経営分離され、第三セクターの青い森鉄道となりました。起点は三戸町の目時駅で、終点が青森市の青森駅。この間の121.9㎞を27駅(貨物駅除く)で結んでいます。

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