更新日: 2024年1月15日
新潟に発展した石油関連事業。三大油田を中心に新潟の工業化に寄与する
日本一の産油地である新潟県。明治以降、三大油田を中心とした新潟県の石油業は、県内工業化の礎を築き、その発展に大きく寄与していきます。
新潟の石油を産出の歴史
明治維新がもたらしたものは日本の近代化です。産業の育成と、国土計画によるインフラ整備によって、日本は近代国家の道を歩み始めました。その過程で、新たなエネルギー資源として注目されたのが石油でした。
照明に石油ランプが使われ、社会全般に広まると、越後の地にスポットライトが当たります。越後は『日本書紀』の中で、越の国で湧出した石油らしき燃料を献上したという記述があり、古くから産油地として知られていました。江戸初期には新津(にいつ)(現・新潟市)で油田が発見され、灯油を製造していた記録も残されており、現地では石油の湧出量に応じた税もかけられていたといいます。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!