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【新潟県の農業】新潟市には負けられない!日本の米どころ魚沼

いっぽう、コシヒカリ発祥の地として、ブランド米づくりに余念がない魚沼地方では、水田率が新潟市よりも高く、農家のほとんどが米づくりに従事しています。まさに日本一の米どころと呼ぶにふさわしい地域です。

出典:新潟県『新潟県ベスト5及び主要指標』(数値は2020年、水田率は耕地面積のうち田が占める割合)

【新潟県の漁業】代表する魚の漁獲高減少

漁業でも新潟市のトップは揺るがないものの、古くから佐渡市は漁業が盛んにおこなわれています。佐渡市の根幹となる産業でもあります。マダイやズワイガニ、寒ブリなど、新潟県を代表する魚種が水揚げされています。
しかし、近年はこうした新潟県を代表する魚種の漁獲量が減少傾向にあります。新潟県が公表している漁獲動向によると「ノドグロ」の愛称で知られるアカムツは過去5年の平年比で76%にまで減少(2017年)。また、スルメイカは2016(平成28)年に前年比48%と過去最低の数値を記録。

新潟県の漁業は外国船との戦い

こうした不漁の原因のひとつに、好漁場の新潟沖(大和堆(やまとたい))にくる外国船の存在が指摘されています。2020(令和2)年に北朝鮮船は急減しましたが、代わりに中国船が急増。退去警告数も2019(令和元)年度の12件に対し翌年度は107件に増加。新潟県の漁業関係者は警戒を強めています。

出典:農林水産省「平成30年度海面漁業生産統計調査」

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地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から新潟県を分析!

新潟県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。新潟の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。地図を片手に、思わず行って確かめてみたくなる情報を満載!

Part.1 地図で読み解く新潟の大地

・新潟の地質・地形概論(「米納津隕石、櫛池隕石」)
・約3000万年前に誕生した佐渡島 火山や地殻変動の痕跡がいっぱい!
・かつて圧倒的な産出量を誇った佐渡島の金銀山が生まれた秘密
・プレートの沈み込みが生む奇跡!糸魚川地域でヒスイが採れるわけ
・ヒスイ峡に3億年前のサンゴ礁!? 石灰岩でできている明星山の秘密
・日本列島を分断する見えない溝 フォッサマグナとはいったい何か?
・最長70㎞で10列をなす新潟砂丘は信濃川と阿賀野川がつくった!?
・約40年前から形成され始めた中津川に広がる河岸段丘の絶景
・約1000万年前の海底火山が生んだ新潟市・間瀬海岸の奇岩や沸石
・上信越高原国立公園・清津峡 圧巻の渓谷と柱状節理ができるまで
・産出量は文句なしの全国1位! 新潟県に油ガス田が多いわけ
・約300万年で2000mも隆起! 八海山が秘める地殻変動のすごさ

Part.2 新潟を駆ける充実の交通網

・東京と新潟をいかにして結ぶか?直江津線として生まれた信越本線

ほか、上越新幹線・北陸新幹線、上越線、飯山線、越後線、北越急行ほくほく線、えちごトキめき鉄道、新潟交通電車線、蒲原鉄道線などを紐解く。

Part.3 新潟の歴史を深読み!

・古代史総論/縄文時代 火焔型土器
・弥生時代 玉作と稲作
・越国が成立しやがて三国に分かれる
・中世史総論 城氏の興亡
・波月条絵図はなぜつくられた?
・上杉氏と長尾氏の複雑な関係(謙信による越後統一まで)
・御館の乱を経て景勝が越佐統一
・近世史総論……越後平野の開発
・鉱山都市相川の発展
・近世の交通
・近現代史総論
・北越戊辰戦争
・戦時下の新潟

Part.4 新潟で育まれた産業や文化

・大河津分水
・燕三条の金物
・西山・東山・新津の三大油田ほか新潟に発展した石油関連事業
・コシヒカリ
・越後杜氏と日本酒/越後縮
・冬の新潟が豪雪地帯となるわけと雪がもたらした観光業

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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