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【新潟県のお城】村上城

【新潟県のお城】村上城

越後平野の最北端にある標高135mの臥牛山(がぎゅうさん)の上に築かれた城。戦国時代に本庄氏によって築かれ、江戸時代初期に堀直寄(ほりなおより)が山麓まで城域を拡張し、堀や石垣を設けて近世城郭として整備しました。

村上城の城下町の様子

臥牛山西麓に上級家臣の屋敷が配置されており、現在も茅葺の武家屋敷が多く残っています。そのさらに西側を羽越街道(大町通り)が通り、大町で日本海へと続く浜通りと交わります。このT字型の街道沿いに町人町が形成されました。その外側を再び下級武士の屋敷が囲んでいます。寺町は城下町の北西部に形成され、防衛拠点として機能していました。城下南端には、出羽三山の羽黒神社から勧請した西奈弥(せなみ)羽黒神社が置かれています。

村上城跡

住所
新潟県村上市本町臥牛山986-1
交通
JR羽越本線村上駅からタクシーで8分
料金
情報なし

【新潟県のお城】長岡城

西に信濃川、東に栖吉川(すよしがわ)と赤川(あかがわ)が流れ、周囲を沼地に囲まれた平城。水害に見舞われることが多かった蔵王堂城(ざおうどうじょう)に代わる城として、蔵王堂城より2㎞ほど南の信濃川から少し離れた場所へ新たに築かれました。

長岡城の本丸と城下町

本丸(現在の長岡駅周辺)・二の丸(現在の厚生会館周辺)の周囲を堀と土塁、武家屋敷で二重に囲み、その外側を通る羽州街道(現在の大手通り)沿いに町人町を配置。それをさらに武家屋敷が囲みました。城下町の北と西には防衛拠点となる寺町が置かれていました。幕末には戊辰戦争の激戦地となり、ほとんどの建物が焼失しました。

【新潟県のお城】新発田城

【新潟県のお城】新発田城

戦国時代に新発田氏の居城があった場所に、16世紀末から築かれた平城。新発田川が形成した三角洲上にあり、周りが深い沼に囲まれていました。この湿地にアヤメが群生していたことから、菖蒲城(あやめじょう)とも呼ばれています。

新発田城の本丸と城下町

本丸の周りを土塁と石垣、新発田川の水を利用した堀で囲み、その周囲を武家屋敷で包んでいます。その南方を東西に走る街道沿いに町人町が形成されました。寺町は城下町の南東に設けられ、防御の役割を担っていました。

現在の本丸には自衛隊が駐屯

明治時代に新発田城は破却され、陸軍施設が設置されました。現在は御三階櫓などが復元されていますが、本丸を中心に自衛隊の駐屯地が置かれているため、見学できる施設は限られています。

新発田城

住所
新潟県新発田市大手町6
交通
JR羽越本線新発田駅からあやめバス内回りで18分、新発田城址公園下車、徒歩3分
料金
無料

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・約3000万年前に誕生した佐渡島 火山や地殻変動の痕跡がいっぱい!
・かつて圧倒的な産出量を誇った佐渡島の金銀山が生まれた秘密
・プレートの沈み込みが生む奇跡!糸魚川地域でヒスイが採れるわけ
・ヒスイ峡に3億年前のサンゴ礁!? 石灰岩でできている明星山の秘密
・日本列島を分断する見えない溝 フォッサマグナとはいったい何か?
・最長70㎞で10列をなす新潟砂丘は信濃川と阿賀野川がつくった!?
・約40年前から形成され始めた中津川に広がる河岸段丘の絶景
・約1000万年前の海底火山が生んだ新潟市・間瀬海岸の奇岩や沸石
・上信越高原国立公園・清津峡 圧巻の渓谷と柱状節理ができるまで
・産出量は文句なしの全国1位! 新潟県に油ガス田が多いわけ
・約300万年で2000mも隆起! 八海山が秘める地殻変動のすごさ

Part.2 新潟を駆ける充実の交通網

・東京と新潟をいかにして結ぶか?直江津線として生まれた信越本線

ほか、上越新幹線・北陸新幹線、上越線、飯山線、越後線、北越急行ほくほく線、えちごトキめき鉄道、新潟交通電車線、蒲原鉄道線などを紐解く。

Part.3 新潟の歴史を深読み!

・古代史総論/縄文時代 火焔型土器
・弥生時代 玉作と稲作
・越国が成立しやがて三国に分かれる
・中世史総論 城氏の興亡
・波月条絵図はなぜつくられた?
・上杉氏と長尾氏の複雑な関係(謙信による越後統一まで)
・御館の乱を経て景勝が越佐統一
・近世史総論……越後平野の開発
・鉱山都市相川の発展
・近世の交通
・近現代史総論
・北越戊辰戦争
・戦時下の新潟

Part.4 新潟で育まれた産業や文化

・大河津分水
・燕三条の金物
・西山・東山・新津の三大油田ほか新潟に発展した石油関連事業
・コシヒカリ
・越後杜氏と日本酒/越後縮
・冬の新潟が豪雪地帯となるわけと雪がもたらした観光業

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