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飯山線は豪雪地帯を走るローカル線!快速「おいこっと」で季節の風景も堪能! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

飯山線は豪雪地帯を走るローカル線!快速「おいこっと」で季節の風景も堪能!

日本有数の豪雪地帯をひた走る飯山線らしく、除雪車は進化。また、春夏秋冬で変化する風景がじつにすばらしく、車窓を堪能する観光列車が運転されています。

飯山線の歴史

飯山線は、長野県の豊野(とよの)駅と越後川口駅を結ぶローカル線です。信濃川に沿う風光明媚な路線で、日本有数の豪雪地帯を走ることでも知られています。飯山線沿線は、かつて中山道幹線と接続して新潟へ向かう経路が計画されますが、それが現在の信越本線のルートに決定したため鉄道が通りませんでした。そこで、地元有志が飯山鉄道を1916(大正5)年に設立し、1920(大正9)年10月に着工。雪により工事は難航しますが、翌年10月に豊野~飯山間が開業しました。以降、桑名川(くわながわ)駅、西大滝(にしおおたき)駅へと延伸を繰り返し、1929(昭和4)年9月に十日町(とおかまち)駅に達しました。

いっぽう、十日町~越後川口間は国鉄(現・JR)十日町線として建設され、1927(昭和2)年6月に越後岩沢~越後川口間が開業。同年11月には十日町駅まで全通します。その後、1944(昭和19)年に飯山鉄道は国有化され、十日町線を含めて飯山線と改称されました。

飯山線の新潟県内路線

飯山線の新潟県内路線

信濃川(千曲川)に寄り添うように、山間の豪雪地帯を走る飯山線。新潟県内は、足滝駅(津南町)から終点・越後川口(長岡市)までの約45㎞を13駅で結んでいます。途中の十日町駅では、北越急行ほくほく線に連絡します。

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