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井上ひさしの生い立ちと着想の原点~言葉が踊る! 笑いが起きる!山形生まれの作家 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

井上ひさしの生い立ちと着想の原点~言葉が踊る! 笑いが起きる!山形生まれの作家

読書・野球・演劇・映画に夢中になった日々。母子家庭で育った寂しさ。多感な少年時代をすごした故郷は作品にどう描かれたのでしょうか。

【井上ひさしの生い立ち】現・川西町に生まれ14年を過ごす

吉里吉里人(きりきりじん)』や『ひょっこりひょうたん島』(共作)などの著作で知られる井上ひさしは、1934(昭和9)年11月に東置賜郡小松町(現・川西町)中小松で生まれ、1949(昭和24)年に岩手県一関市へ移るまでの14年あまりをこの地で暮らしました父・修吉は小説家志望で、1935(昭和10)年の『サンデー毎日大衆文芸コンクール』で第一席に入選、このときの第三席が井上靖(やすし)でした。5歳のとき、その父が亡くなります。母・マスに「残された本を父さんと思いなさい」と育てられた井上ひさしは、小松国民学校~新制小松中学校時代、『シェークスピヤ全集』や『近代劇全集』に熱中していたといいます。父からの遺伝はもちろん、本に囲まれた生活によって、少年期から作家への道を歩み始めていました

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