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出羽三山が育んだ修験道の世界!山形県は即身仏の数が日本一 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

出羽三山が育んだ修験道の世界!山形県は即身仏の数が日本一

古くから山岳信仰を重視していた出羽三山。神聖な空気に包まれたこれらの山々は、現在も修験道の聖地として、多くの参拝者を集めています。

出羽三山は修験道の聖地として古くから信仰を集める

修験道の聖地として古くから信仰を集めてきた出羽三山(でわさんざん)は、月山(がっさん)、羽黒山(はぐろさん)、湯殿山(ゆどのさん)の総称です。湯殿山が三山に組み込まれるのは室町末期以降で、それより前の湯殿山は総奥之院(そうおくのいん)と呼ばれ、葉山(はやま)が三山のひとつに数えられていたといいます。

出羽三山の修験道修行と湯殿山

出羽三山はそれぞれが意味をもっています。月山は「過去を表す山」、羽黒山は「現在を表す山」、湯殿山は「未来を表す山」といわれ、三山を過去、現在、未来と見立て、順に巡礼することで、人は生まれ変われるとされていました。そして、未来を意味する三山参拝の最終地である湯殿山は、修験道の修行をしていた修験者(山やま伏ぶし)が霊験を修得し、生まれ変わりを果たす地だったのです。

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