更新日: 2024年1月16日
山形の古代史~大陸からやってきた人々が定住し 次第に文化と社会が発展していく
山形県域では縄文時代の早い段階から、人々が土器を用いていました。やがて人々は集落を形成し、それらの集落からなる共同体からは権力者が誕生するのでした。
【山形の古代】人々とその暮らし
山形県域において人類が活動し始めたのは、今から約4万年前とされています。まだ日本列島が大陸と地続きだった頃に、今では絶滅したナウマンゾウやオオツノジカ、ヘラジカといった大型ほ乳類を狩っていた人々が、獲物を追って山形県域へとたどりつきました。
上屋地B遺跡(西置賜郡飯豊町)からは石核(せっかく)石器や剥片(はくへん)石器など旧石器人が用いた道具が見つかっていますが、現在のところ、人骨や人々が定住した痕跡は確認されていません。
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